特別企画「対人援助職のための「もっと」セルフケアワークショップ」開催報告

フォーカシング・ネットワークでは、11月29日(日)「特別企画:対人援助職のための「もっと」セルフケアワークショップ」(以下、<もっと>セルフケアワークショップ)を開催いたしました。

年末直前のお忙しい中、またいろんな状況下でご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
もっとセルフケアを学びたい、セルフケアを定着させたい、というご希望から、リピートしていただいた方も多く、ご参加に感謝するとともに、セルフケアの重要性が伝わってうれしく思っています。

今回の<もっと>セルフケアワークショップは、夏に行ったセルフケアワークショップの第2弾として、より身体からのアプローチを中心に、日常に取り入れやすいセルフケアワークで構成しました。

前半は内臓や間質など、ご自分の身体を理解するワークとかんたんな講義、後半には、ご自分の身体に意識をむけ、主に肩回りや頭の緊張をリリースするワークと、チョコレートを使ったマインドフルネス瞑想を行いました。

普段、私たちの頭(マインド)からの命令に従おうと、頑張ってくれている身体、特に内臓、間質といった私たちの身体を構成してくれているパーツに、やさしい気持ちとセルフタッチをむけることで、私たちを悩ませるコリや痛みをリリースすることが出来ます。

五感に集中することで、ざわついた心、モンキーマインドを落ち着かせることが出来ます。

今回の<もっと>セルフケアワークショップが、参加者の皆さんのすこやかな身体と心、日常でのちょっとしたセルフケアのきっかけになれば幸いです。

ZOOMでの講座は、当たり前ですが、みなさんの身体に直接タッチすることが出来ません。
日々お忙しくご活躍されているお話をお伺いしながら、「タッチ出来たら、早いのに~っ!!」と画面越しに、何度ほぞをかんだことか!!

いつか対面でお会いして、同じ空間でふれあい、つながりながらセルフケアをお伝えすることを願いつつ。
今は、それぞれの日常で、ご家族やペット、植物と同じ空間に居ながらゆるゆる講座に参加して頂けるメリットを生かしていきたいと思っています。

今回の<もっと>セルフケアワークショップが、2020年フォーカシング・ネットワークの最後のワークショップとなります。
コロナ禍でこれまでのように対面での講座が開催できず、私たちも何が出来るか、手探りが続いた1年でした。

来年は、フォーカシング・ネットワークとして、出来るかたちで安全安心を担保しながらフォーカシングの講座も、セルフケアのワークショップも開催していきたいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

最後に、ご参加いただいたみなさま、どうぞ日常生活の中にセルフケアを取り入れ、心も身体もすこやかな日々をお過ごしください。
なるべくふわふわ生地のパウンドケーキになりましょうね♪
(文責あべ)

しつらえ|FN201129「もっと」セルフケアWS