フォーカシング・ネットワークではフォーカシングのワークショップ(スキル学習の研修講座・セミナー)を開催しています。
フォーカシング・ネットワークのフォーカシングのワークショップの特徴は、いずれのコースも

  • 1つのコースを複数の講師で担当する体制
  • 少人数での体験学習中心(講師1人がついて3〜5人の小グループに分かれ実習)

であることです(フォーカサー継続コースを除く)。

フォーカシングは、話し手と聴き手の相互作用から起きてくるプロセスであり、人が体験を語ることで自ら変化していくプロセスです。そのプロセスに添うまなざしと姿勢の実践として、スキルをお伝えしています。
ベーシック1コースでは、基礎的なフォーカシングするスキル/リスニングするスキルを実習しながら学びます。
ベーシック2コースまで受講することで、フォーカサーとしてもリスナーとしても、フォーカサーのプロセスを守り、尊重する、フォーカサー中心のありようを学べます。

フォーカシング・ネットワーク

コース開催

次回ベーシック1コース

日程・概要

2022年11月5日(土)・6日(日)、両日9時20分〜16時50分
会場:東京都北区(JR駒込駅から徒歩約10分、参加の方にお知らせします)
・十分な対人距離を取れる広さのお部屋です。常時マスク着用で行います。換気や手指消毒など、感染予防対策にご協力いただきます。
・発熱や咳や喉の痛み他、体調不良の場合には参加をお控え下さい。
★新型コロナウイルス感染の状況により、オンライン開催に切り替えます。オンラインの場合は、下記の日程を加え、各日9時半〜13時の計4日間とします。
 2022年11月20日(日)・12月10日(土)

定員:12名(最少催行人数8名、遅くとも10月22日までに開催の可否を決定します)
講師堀尾直美、久羽康、阿部利恵(いずれも国際フォーカシング研究所認定トレーナー)
※参加人数が8名以下の場合は講師2名で開催
参加費:36,000円(日本フォーカシング協会メンバー35,000円)
※別途プレセッション代7,000円

内容

フォーカシングを学ぶ上で基本となるコースです。事前のプレセッションと2日間(オンラインでは4日間)のコースで、フォーカシングの基本的なプロセスを体験し、誰かに聴いてもらいながら自分でフォーカシングできる(自分で自分の内なる感覚に触れ、展開していける)ようになるための実習をおこなっていきます。また、フォーカシングをしている人の聴き手(リスナー)としての基本的な姿勢も学びます。

参加者全員での小講義とミニワーク、並びに、参加者3,4名にトレーナー1名の小グループに分かれて行う3回の実習で、コースを進めていきます。

小グループでの実習は、初めは、講師に提案をもらいながら自分でフォーカシングすることに挑戦します。2回目、3回目は、聴き方の初歩を学ぶ参加者に聴いてもらいながら自分でフォーカシングを進めることに挑戦します。

グループ学習なので、自分がフォーカシングする時間より誰かのフォーカシングを観ている時間の方が長くなります。自分がすることを重視する方にはご不満かもしれません。我々講師としては、フォーカシングの進み方、どうやってフォーカシングしていくかを観察学習してもらうことを狙い、グループ学習を採用しています。

初めのうちは特にご自分でフォーカシングしている時はフォーカシングすることで精一杯で、それらを観察することは難しいと思われますし、フォーカシングすることに集中していただきたいと考えているからです。また、他の人のフォーカシングをいくつも観ることで、ご自分1人でフォーカシングしているより、フォーカシングに対する見方が拡がることを期待しています。
ジェンドリン『フォーカシング』書影

ベーシック1コースに参加される方には、事前に個別のフォーカシング体験を含むプレセッションを受けていただきます。プレセッションの料金は、コース参加費とは別に必要です。

プレセッションについて

プレセッションの目的は、コースでのグループ学習の前にトレーナーと1対1でフォーカシングを体験していただくこと、並びに、コースについてのご不明な点やご不安なことを話し合いご自身のニーズとコースが合っているかご確認いただき、納得してご参加いただけるようにすることです。
プレセッションは、Zoom利用のオンラインです。

プレセッションの時間は50分で料金は7,000円です。
プレセッションのみでコース参加を見送られた場合はプレセッション代のみ申し受けます。

プレセッションを済ませていても、申し込みが最少催行人数に達せず不開催となる場合があります。その場合もプレセッション代は申し受けます。(別日程へのご参加をご検討いただけましたら幸いです)

プレセッションは、コース初日の2週間前を目処にお済ませください。それが難しい場合はご相談ください。コース申し込みフォームのおしまいに、プレセッションご希望の日にちと時間帯を伺う欄があります。第3希望くらいまでご入力ください。日程調整をいたします。

担当トレーナーの顔写真

担当トレーナー:堀尾・阿部・久羽

申し込み方法

上記コースについての説明をよくお読みになった上で、申し込みフォームよりお申し込みください。
ご不明の点やお尋ねになりたいことがあれば、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合せください。
申し込みフォームは、下記のボタンをクリックすると開きます。

※ 医療機関や相談機関に通われている方は、担当の医師やカウンセラーにご相談の上、参加の判断をされてください。

Zoomについては、下記を参考になさってください。

〜*〜
【コンピューターからご参加の場合】
事前に、ミーティング用Zoomクライアントをインストールなさってください。
Zoomウェブサイトの最下部にある「ミーティングクライアント」をクリックし、「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードしてください。ダウンロード後にインストールを行い、 サインアップ(登録)なさってください。。
   
【スマートフォン、タブレットからご参加の場合】
事前に「Zoom Cloud Meetings」アプリ(無料)をダウンロードしておく必要があります。

iPhone/iPadからの参加:
https://apps.apple.com/jp/app/zoom-cloud-meetings/id546505307

Androidからの参加:
https://play.google.com/store/apps/details?id=us.zoom.videomeetings&hl=ja

★ 利便性に優れているので、コンピューターでの参加を推奨します。
★ 当日、時間近くになったら、事前にお知らせするURLにアクセスしてください。

その他のコース開催予定

フォーカシング・ベーシック2コース

日程:2023年1月28日(土)・29日(日)両日9時半~16時半
会場:東京都北区(JR駒込駅から徒歩約10分、参加の方にお知らせします)
★新型コロナウイルス感染の状況により、オンライン開催に切り替えます。オンラインの場合は、下記の日程を加え、各日9時半~12時半の計4日間とします。
 2023年2月4日(土)・2月18日(土)
(申込受付開始:11月12日(土)20時予定)

フォーカシング・リスナーガイド習熟コース

日程:2023年3月11日(土)・12日(日)両日9時半~16時半
会場:東京都北区(JR駒込駅から徒歩約10分、参加の方にお知らせします)
★新型コロナウイルス感染の状況により、オンライン開催に切り替えます。オンラインの場合は、各日9時半~13時に変更します。
(申込受付開始:2023年1月14日(土)20時予定)

コース紹介

フォーカシング・ネットワークでは、従来、東京にて対面(会場開催)でフォーカシングを学ぶコースを提供してきました。
新型コロナウイルスの流行により2020年はコース開催を見合わせましたが、2021年2月よりオンラインでフォーカシングを学ぶコースを開催しています。

<参考:これまで企画したオンライン開催>
◆2021年2-3月フォーカシング・ベーシック1コース(キャンセル待ち発生、終了)
◆2021年5-6月フォーカシング・ベーシック2コース(キャンセル待ち発生、終了)
◆2021年8-9月フォーカシング・ベーシック1コース(キャンセル待ち発生、終了)
◆2021年10-11月リスニング・ガイディング習熟オンライン企画(満席、終了)
◆2021年12-2022年1月フォーカシング・ベーシック2コース(終了)
◆2022年2-3月フォーカシング・ベーシック1コース(キャンセル待ち発生、定員増員、満席、終了)
◆2022年6-8月フォーカシング・ベーシック2コース(終了)

今後は、新型コロナウイルス感染の状況に鑑み、対面かオンラインで開催していきます。

エントリーコース

まずはフォーカシングがどんなものか少し触れてみたいという方のためのコースです。

対面(会場開催)の場合:1日コース
午前は、フォーカシングについての概説とフェルトセンスを感じてみるワークを行います。午後は、ご希望の方全員に、講師がお相手する1対1の短時間のフォーカシング・セッションをご体験いただけます。小グループに分かれて行いますので他の方のセッションを見学できます。

これらを通してフォーカシングの「さわり」を体験します。書籍などで独習されている方には、ご自分の理解や実践を確認する機会になるかと思います。

ベーシック1コース

フォーカシングを学ぶ上で基本となるコースです。事前のプレセッション50分と対面2日間(オンライン半日×4回)で、フォーカシングの基本的なプロセスを体験し、自分でフォーカシングができる(自分で自分の内なる感覚に触れられる)ようになるための実習をおこなっていきます。また、フォーカシングをしている人の聴き手(リスナー)としての基本的な姿勢も学びます。

プレセッションの目的は、コースでのグループ学習の前にトレーナーと1対1でフォーカシングを体験していただくこと、並びに、コースについてのご不明な点やご不安なことを話し合いご自身のニーズとコースが合っているかご確認いただき、納得してご参加いただけるようにするためです。

コースでは、参加者10名前後と講師2,3名(参加人数による)の全体グループでの小講義とミニワーク、並びに、参加者3,4名と講師1名で構成した小グループに分かれての実習3回を行います。
小グループでの実習は、初めは講師から提案(ガイディング)をもらいながら自分でフォーカシングすることに挑戦します。2回目、3回目は、聴き方の初歩を学ぶ参加者にリスニングしてもらいながらで自分のフォーカシングを進めることに挑戦します。

ベーシック2コース

フォーカサーがリスナーにどのように聴いてもらいたいかを教える/リスナーとしてはフォーカサーに教えてもらう、フォーカサー・アズ・ティーチャー(FAT)法のやり方を学ぶ、対面2日間(オンライン半日×4回)のコースです。ベーシック1や旧ベーシックコース(日精研主催を含む)を修了された方が対象です。FATが身につくと、フォーカサー中心のセッションをフォーカサーとしてもリスナーとしても行えるようになれます。

FAT法は、フォーカサーとして徹底して自分自身のプロセスを大切にするやり方です。リスナーとしても、フォーカサーにFATしてもらう(どんな聴き方がいいかをその場で教えてもらう)ことで、柔軟なリスニングの身につけ方を学べます。対人援助を行う方にとっては、共感的な傾聴の訓練になるでしょう。

全体グループで行うミニワークと、参加者3,4名に講師1名で構成される小グループに分かれての実習で、コースを進めていきます。
ベーシック1を修了されたらベーシック2まで受講されることをお勧めします。

FATの図解

フォーカサー継続コース

フォーカシングが自分でできるようになるためには継続して実践することが必要です。フォーカサーとしての、またリスナーとしての実践・練習を繰り返しおこなえる場として提供しているのがこのコースです。ベーシック1コースや旧ベーシックコース(日精研主催を含む)を修了された方は、いつでもご参加いただけます。

対面(会場開催)の場合:1日コース
午前はフォーカシングへの理解を深めるための講義をおこない、午後は小グループにわかれてフォーカシングのセッションの時間を持ちます(講師はグループごとにはつかず、グループの参加者同士でセッションを進めていただく形になります)。
「フォーカサー」継続というコース名になっていますが、講義内容は、リスニング・ガイディング学びたい方にとっても基本となる内容です。

リスナーガイド習熟コース

リスニングやガイディングを練習するためのコースです。ベーシック2やリスナーガイドコース(日精研主催を含む)、日精研フォーカシング・アドバンスコースを修了された方が対象です。お互いにフォーカサーとしてFATすることが練習の土台になりますので、FATが充分できるくらい自分のフォーカシングを安定して進められるようになっていることを受講条件とします。

フォーカサー・アズ・ティーチャー(FAT)法やコーチ法を用い、リスニングやガイディングの練習を3〜4人のグループに分かれ集中して体験的におこないます。フォーカサーを中心とした相互的なやりとりを通して、リスナーとしての姿勢やフォーカシングのプロセスを助ける言葉かけを行う時の基本的な態度、その場のフォーカサーの必要に合わせた柔軟なリスニングやガイディング、フォーカシングを実践に活かすための基本的な態度を身につけることを目指します。複数の講師が担当しますので、リスニング、ガイディングの多様性に触れることができるでしょう。

日頃ご自分がフォーカサーとしてセルフ・ガイドに使ったり、本を読んで学んだりしたリスニング、ガイディングのフレーズを、実際のセッションで試みることができます。そのようにして、フォーカサーがフォーカシング・プロセスの難しい局面にいる時に助けになるようなリスニング、ガイディングを体験的に学んでいきます。繰り返し受講していただくことで、リスナー、ガイドとしての上達が図れるようなプログラムです。コースでの学びは、ご自分がフォーカシングする時にも役立つでしょう。

※ 2019年度にそれまでのコースを再編しています。以前のコースとの異同は下記の通りです(画像をクリックすると拡大表示されます)。

フォーカシング・ネットワークのコースの、2019年度からの変更について図示したもの

参考:2019年度に企画したコース(いずれも対面)

【エントリーコース】
◆ 2019年4月20日(土)10時〜16時半 トレーナー:堀尾、阿部、久羽
◆ 2019年12月7日(土)10時〜16時半 トレーナー:堀尾、阿部、久羽

【ベーシック1コース】
◆ 2019年6月29日(土)・30日(日)両日とも9時半〜16時半 トレーナー:堀尾、久羽、阿部
◆ 2020年2月22日(土)・23日(日)両日とも9時半〜16時半 トレーナー:堀尾、阿部、他1名

【ベーシック2コース】
◆ 2019年9月7日(土)・8日(日)両日とも10時〜16時半 トレーナー:堀尾、阿部、久羽

【フォーカサー継続コース】
◆ 2019年7月20日(土)10時〜16時半 トレーナー:久羽
(午前の講義のテーマ:フォーカシング的態度)
◆ 2019年11月9日(土)10時〜16時半 トレーナー:久羽
(午前の講義のテーマ:フェルトセンスについて)
◆ 2020年3月14日(土)10時〜16時半 トレーナー:久羽
(午前の講義のテーマ:フォーカシングで困った時に)⇒ 開催中止のお知らせ

【リスナーガイド習熟コース】
◆ 2019年10月13日(日)・14日(月祝)両日とも10時〜16時半 トレーナー:堀尾、久羽

用語解説

フォーカサー:フォーカシングする人
リスナー:誰かがフォーカシングする時の聴き手(リスニングする人)
ガイド:リスニングに加え提案(ガイディング)もする人

フォーカサーに教えてもらう方法:フォーカサーがどういうふうに聴いてほしいか,どうすれば共感してもらったと感じるかを,リスナーに教えるやり方。近田輝行・日笠摩子編著『フォーカシング・ワークブック』(2005, 日本・精神技術研究所)の「フォーカサーに教えてもらう方法(背景にある考え方)」pp.108-113に詳しい解説があります。

コーチ法:講師がセッション中オンタイムでリスナーに助言していくやり方。詳しくは、近田輝行・日笠摩子編著『フォーカシング・ワークブック』(2005, 日本・精神技術研究所)の「コーチつきガイド練習」pp.140-144をご参照願います。

『フォーカシング・ワークブック』金子書房の書影