フォーカシング・ネットワークではフォーカシングのワークショップ(スキル学習の研修講座・セミナー)を開催しています。
フォーカシング・ネットワークのフォーカシングのワークショップの特徴は、いずれのコースも

  • 1つのコースを複数の講師で担当する体制
  • 少人数での体験学習中心(講師1人がついて3〜5人の小グループに分かれ実習)

であることです(フォーカサー継続コースを除く)。

フォーカシングは、話し手と聴き手の相互作用から起きてくるプロセスであり、人が体験を語ることで自ら変化していくプロセスです。そのプロセスに添うまなざしと姿勢の実践として、スキルをお伝えしています。
ベーシック1コースでは、基礎的なフォーカシングするスキル/リスニングするスキルを実習しながら学びます。
ベーシック2コースまで受講することで、フォーカサーとしてもリスナーとしても、フォーカサーのプロセスを守り、尊重する、フォーカサー中心のありようを学べます。

ジェンドリン『フォーカシング』書影

コース開催案内

フォーカシング・リスナーガイド習熟コース

日程・概要

2023年3月11日(土)・12日(日)、両日9時30分〜16時30分
会場:東京都北区(JR駒込駅から徒歩約10分、参加の方にお知らせします)
・十分な対人距離を取れる広さのお部屋です。常時マスク着用で行います。換気や手指消毒など、感染予防対策にご協力いただきます。
・発熱や咳や喉の痛み他、体調不良の場合には参加をお控え下さい。
★新型コロナウイルス感染の状況により、オンライン開催に切り替えます。オンラインの場合は、各日9時半〜13時に変更します。

定員:12名(最少催行人数8名、遅くとも2月25日までに開催の可否を決定します)
対象:ベーシック2コースや2018年度までのリスナーガイドコース(アドバンスコース日精研主催を含む)を修了された方向け
講師:堀尾直美、久羽康、阿部利恵(いずれも国際フォーカシング研究所認定トレーナー)
※参加人数が8名以下の場合は講師2名で開催
参加費:34,500円(日本フォーカシング協会メンバー33,500円)
※オンライン開催に切り替えた場合の参加費:21,000円(日本フォーカシング協会メンバー20,000円

内容

フォーカシング・ベーシック2コースで学んだフォーカサー・アズ・ティーチャー(FAT)法に基づき体験的に行います。

セッション中フォーカサーにリアルタイムで教えてもらう(FAT)ことで、リスニングを洗練させることを図ります。また、フォーカサーに実際に役に立つかどうかフィードバックをもらいながら、提案(ガイド)を試みることができるでしょう。
さらに、コーチ法を取り入れていますので、セッション中リアルタイムで講師(コーチ)と相談したり助言をもらったりすることができます。

フォーカサーとしては、しっかりとFATすることで、徹底して自分自身のプロセスを大切にし、なおかつ、自分とは違う存在であるリスナーに聴いてもらっている恩恵を大きく得られる機会となるでしょう。
また、セッションでリスナーからもらう提案や講師の助言は、自分でフォーカシングする時のセルフガイドのフレーズとして役に立つでしょう。

コースは、参加者全員での小講義やデモンストレーション、参加者3,4名にトレーナー1名の小グループに分かれて行う実習で進めます。

コーチ法:講師がセッション中オンタイムでリスナーに助言していくやり方。詳しくは、近田輝行・日笠摩子編著『フォーカシング・ワークブック』(2005, 日本・精神技術研究所)の「コーチつきガイド練習」pp.140-144をご参照願います。

※このページの下方、コース紹介に書かれている説明もお読みください。

申し込み方法

申し込みフォームよりお申し込みください。

ご不明の点やお尋ねになりたいことがあれば、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合せください。

※ 医療機関や相談機関に通われている方は、担当の医師やカウンセラーにご相談の上、参加の判断をされてください。

申し込みフォームは、下記のボタンをクリックすると開きます。

その他のコース開催予定

フォーカシング・ベーシック1コース

2023年春以降に開催予定です。
開催日時の通知をご希望の方は、問い合わせフォームよりその旨ご連絡ください。通知登録をご案内します。

フォーカシング・ベーシック2コース

2023年夏以降に開催予定です。
開催日時の通知をご希望の方は、問い合わせフォームよりその旨ご連絡ください。通知登録をご案内します。

フォーカシング・ネットワーク

フォーカシング・コース紹介

フォーカシング・ネットワークでは、従来、東京にて対面(会場開催)でフォーカシングを学ぶコースを提供してきました。
新型コロナウイルスの流行により2020年はコース開催を見合わせましたが、2021年2月よりオンラインでフォーカシングを学ぶコースを開催しています。

<参考:これまで企画したオンライン開催>
◆2021年2-3月フォーカシング・ベーシック1コース(キャンセル待ち発生、終了)
◆2021年5-6月フォーカシング・ベーシック2コース(キャンセル待ち発生、終了)
◆2021年8-9月フォーカシング・ベーシック1コース(キャンセル待ち発生、終了)
◆2021年10-11月リスニング・ガイディング習熟オンライン企画(満席、終了)
◆2021年12-2022年1月フォーカシング・ベーシック2コース(終了)
◆2022年2-3月フォーカシング・ベーシック1コース(定員増員、キャンセル待ち発生、終了)
◆2022年6-8月フォーカシング・ベーシック2コース(終了)

今後は、新型コロナウイルス感染の状況に鑑み、対面かオンラインで開催していきます。

<参考:最近の終了企画>
◆2022年11月フォーカシング・ベーシック1コース(対面、キャンセル待ち発生、終了)
◆2023年1月フォーカシング・ベーシック2コース(対面、キャンセル待ち発生、終了)

エントリーコース

まずはフォーカシングがどんなものか少し触れてみたいという方のためのコースです。

対面(会場開催)の場合:1日コース
午前は、フォーカシングについての概説とフェルトセンスを感じてみるワークを行います。午後は、ご希望の方全員に、講師がお相手する1対1の短時間のフォーカシング・セッションをご体験いただけます。小グループに分かれて行いますので他の方のセッションを見学できます。

これらを通してフォーカシングの「さわり」を体験します。書籍などで独習されている方には、ご自分の理解や実践を確認する機会になるかと思います。

ベーシック1コース

フォーカシングを学ぶ上で基本となるコースです。事前のプレセッション50分と対面2日間(オンライン半日×4回)で、フォーカシングの基本的なプロセスを体験し、自分でフォーカシングができる(自分で自分の内なる感覚に触れられる)ようになるための実習をおこなっていきます。また、フォーカシングをしている人の聴き手(リスナー)としての基本的な姿勢も学びます。

プレセッションの目的は、コースでのグループ学習の前にトレーナーと1対1でフォーカシングを体験していただくこと、並びに、コースについてのご不明な点やご不安なことを話し合いご自身のニーズとコースが合っているかご確認いただき、納得してご参加いただけるようにするためです。

コースでは、参加者10名前後と講師2,3名(参加人数による)の全体グループでの小講義とミニワーク、並びに、参加者3,4名と講師1名で構成した小グループに分かれての実習3回を行います。
小グループでの実習は、初めは講師から提案(ガイディング)をもらいながら自分でフォーカシングすることに挑戦します。2回目、3回目は、聴き方の初歩を学ぶ参加者にリスニングしてもらいながらで自分のフォーカシングを進めることに挑戦します。

ベーシック2コース

フォーカサーがリスナーにどのように聴いてもらいたいかを教える/リスナーとしてはフォーカサーに教えてもらう、フォーカサー・アズ・ティーチャー(FAT)法のやり方を学ぶ、対面2日間(オンライン半日×4回)のコースです。ベーシック1や旧ベーシックコース(日精研主催を含む)を修了された方が対象です。FATが身につくと、フォーカサー中心のセッションをフォーカサーとしてもリスナーとしても行えるようになれます。

FAT法は、フォーカサーとして徹底して自分自身のプロセスを大切にするやり方です。リスナーとしても、フォーカサーにFATしてもらう(どんな聴き方がいいかをその場で教えてもらう)ことで、柔軟なリスニングの身につけ方を学べます。対人援助を行う方にとっては、共感的な傾聴の訓練になるでしょう。

全体グループで行うミニワークと、参加者3,4名に講師1名で構成される小グループに分かれての実習で、コースを進めていきます。
ベーシック1を修了されたらベーシック2まで受講されることをお勧めします。

FATの図解

フォーカサー継続コース

フォーカシングが自分でできるようになるためには継続して実践することが必要です。フォーカサーとしての、またリスナーとしての実践・練習を繰り返しおこなえる場として提供しているのがこのコースです。ベーシック1コースや旧ベーシックコース(日精研主催を含む)を修了された方は、いつでもご参加いただけます。

対面(会場開催)の場合:1日コース
午前はフォーカシングへの理解を深めるための講義をおこない、午後は小グループにわかれてフォーカシングのセッションの時間を持ちます(講師はグループごとにはつかず、グループの参加者同士でセッションを進めていただく形になります)。
「フォーカサー」継続というコース名になっていますが、講義内容は、リスニング・ガイディング学びたい方にとっても基本となる内容です。

リスナーガイド習熟コース

リスニングやガイディングを練習するためのコースです。ベーシック2やリスナーガイドコース(日精研主催を含む)、日精研フォーカシング・アドバンスコースを修了された方が対象です。お互いにフォーカサーとしてFATすることが練習の土台になりますので、FATが充分できるくらい自分のフォーカシングを安定して進められるようになっていることを受講条件とします。

フォーカサー・アズ・ティーチャー(FAT)法やコーチ法を用い、リスニングやガイディングの練習を3〜4人のグループに分かれ集中して体験的におこないます。フォーカサーを中心とした相互的なやりとりを通して、リスナーとしての姿勢やフォーカシングのプロセスを助ける言葉かけを行う時の基本的な態度、その場のフォーカサーの必要に合わせた柔軟なリスニングやガイディング、フォーカシングを実践に活かすための基本的な態度を身につけることを目指します。複数の講師が担当しますので、リスニング、ガイディングの多様性に触れることができるでしょう。

日頃ご自分がフォーカサーとしてセルフ・ガイドに使ったり、本を読んで学んだりしたリスニング、ガイディングのフレーズを、実際のセッションで試みることができます。そのようにして、フォーカサーがフォーカシング・プロセスの難しい局面にいる時に助けになるようなリスニング、ガイディングを体験的に学んでいきます。繰り返し受講していただくことで、リスナー、ガイドとしての上達が図れるようなプログラムです。コースでの学びは、ご自分がフォーカシングする時にも役立つでしょう。

※ 2019年度にそれまでのコースを再編しています。以前のコースとの異同は下記の通りです(画像をクリックすると拡大表示されます)。

フォーカシング・ネットワークのコースの、2019年度からの変更について図示したもの

参考:2019年度に企画したコース(いずれも対面)

【エントリーコース】
◆ 2019年4月20日(土)10時〜16時半 トレーナー:堀尾、阿部、久羽
◆ 2019年12月7日(土)10時〜16時半 トレーナー:堀尾、阿部、久羽

【ベーシック1コース】
◆ 2019年6月29日(土)・30日(日)両日とも9時半〜16時半 トレーナー:堀尾、久羽、阿部
◆ 2020年2月22日(土)・23日(日)両日とも9時半〜16時半 トレーナー:堀尾、阿部、他1名

【ベーシック2コース】
◆ 2019年9月7日(土)・8日(日)両日とも10時〜16時半 トレーナー:堀尾、阿部、久羽

【フォーカサー継続コース】
◆ 2019年7月20日(土)10時〜16時半 トレーナー:久羽
(午前の講義のテーマ:フォーカシング的態度)
◆ 2019年11月9日(土)10時〜16時半 トレーナー:久羽
(午前の講義のテーマ:フェルトセンスについて)
◆ 2020年3月14日(土)10時〜16時半 トレーナー:久羽
(午前の講義のテーマ:フォーカシングで困った時に)⇒ 開催中止のお知らせ

【リスナーガイド習熟コース】
◆ 2019年10月13日(日)・14日(月祝)両日とも10時〜16時半 トレーナー:堀尾、久羽

用語解説

フォーカサー:フォーカシングする人
リスナー:誰かがフォーカシングする時の聴き手(リスニングする人)
ガイド:リスニングに加え提案(ガイディング)もする人

フォーカサーに教えてもらう方法:フォーカサーがどういうふうに聴いてほしいか,どうすれば共感してもらったと感じるかを,リスナーに教えるやり方。近田輝行・日笠摩子編著『フォーカシング・ワークブック』(2005, 日本・精神技術研究所)の「フォーカサーに教えてもらう方法(背景にある考え方)」pp.108-113に詳しい解説があります。

コーチ法:講師がセッション中オンタイムでリスナーに助言していくやり方。詳しくは、近田輝行・日笠摩子編著『フォーカシング・ワークブック』(2005, 日本・精神技術研究所)の「コーチつきガイド練習」pp.140-144をご参照願います。

『フォーカシング・ワークブック』金子書房の書影