✦しっくりくる言葉を見つける方法

あのことのこの感じについて人に伝えたいと思った時、まずその感じの核心を言葉にしてみよう:キーワード1

けれど、そのキーワードには、既存の別の意味があるし、そのキーワードで、あのことのこの感じ全体を言えているわけでもない。

だから、あと、ふたつ、そのキーワードとは違った側面を表わすことのできる言葉を選んでみよう:キーワード2、キーワード3

むろん、このふたつのキーワードも、さきほどと同じ理由で、言いたいことを言えてはいない。

そこで、これら3つのキーワードそれぞれについて、自分の内側に問いかけてみよう。

「このキーワードで何を言いたかったのだろう…」

このように問いかけると、からだの中から、新鮮で比喩に富んだ、あるいは詩のような文が生まれてくるだろう。

そして、この感じのもっている複雑さに触れることで、これら三つのキーワードの間の関係(図の矢印のところ)を見つけだし、言葉にしてみよう。

3つのキーワードの間、そして、浮かび上がる言いたかったことを図示した画像

このようにしていくことで、正しい言葉の使い方といった呪縛や通常の言葉の意味から離れて、新しい言い回しで自分が言いたかったことを言葉にしていくことができる。

☆大事な点は、常にからだの感じ(体験、実感、フェルトセンス)から行うことです。

〜ジェンドリン「フォーカシングを知らない同僚と話すための5つの哲学的ポイント」(日笠摩子訳)Staying in Focusing, Jan.2004, The Focusing Institute, 日本語版 pp.6-12.
を基に作成〜

これは、TAEのステップ9までの簡単な説明でもあります。

(文責:堀尾)