特別企画「対人援助職のためのセルフケアワークショップ」第1回開催報告

7月18日、フォーカシングネットワークとしては初めての、ZOOMによるワークショップとして「特別企画:対人援助職のためのセルフケアワークショップ」を無事、開催いたしました。
ZOOMによる利点を生かし、全国からご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

講座の前半は、コロナ禍などストレス下における身体と心の反応の説明、後半は、参加者の皆さんが、ご自分のお身体と心を再接続するワークを行いました。

ご自分の呼吸や身体の部位に意識を向けること、ご自分のお身体に丁寧に優しい気持ちで触ることで、私たちの身体は、分断されて使えていなかった機能を発揮していきます。
日々目の前におられる被援助者にエネルギーを注ぎ奮闘している対人援助職者が、十分に自分を厭い、セルフケアをし、すこやかな身体と心でいることが、実は最も重要なサポートであるということが、ワークショップ全体を通して伝わっていたらと願っています。
「まずは、自分だ!!」

そして、午後のワークが、ご参加いただいたみなさまのお疲れをリリースする一助になっていれば幸いです。

講座の中でも触れましたが、ZOOMは、良い点も難しい点も、そして身体に負荷がかかる点もあります。フォーカシングネットワークでは、今後も安全安心を担保しながら、出来ることを模索しつつ、講座を開催していきたいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


写真は、当日のお花とお水、キャンドルです。しーん、ほっとする、静かで穏やかな時間を思い出してくださいね。(文責あべ)