Zoomでインタラクティブ・フォーカシングする会を開催

トレーナーの堀尾です。
こちらに書いた、フォーカシングをZoomでする会に続いて、インタラクティブ・フォーカシングをZoomでする会も開きました。

インタラクティブ・フォーカシングについては、こちらでご紹介しています。

「インタラクティブ・フォーカシング学習会」を共同主宰なさっている前田満寿美さんからお声かけがありました。

「インタラクティブ・フォーカシング学習会」についてはこちらでご紹介しています。

自分が共同で世話人をしているインタラクティブ・フォーカシングの実践グループ「ボディセンス」の例会は2月下旬以降お休みになっており、現下の状況こそ必要な時だと感じていたので、開催を決めました。
いわば「ボディセンス」の番外編です。

「ボディセンス」のメンバーさんにお声かけし、前田さんも加わり、5月14日(木)の午後、13時半〜16時半に行いました。参加者は7名でした。

最初に全員で顔を合わせ、自己紹介や近況報告を行い、どのようにセッションを持つか相談し、時間割を決めました。
その後、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使い3人組と4人組に分かれ、1セッション25〜35分を目処にして、シングルウィングのラウンドロビンで行いました。「二重の共感」での「共感的応答」は、オブザーバーにもお願いできることにしました。
16時過ぎに再び全員で顔を合わせ、それぞれの体験をシェアし、お開きとなりました。

参加者さんがご了承くださいましたので、感想を紹介します。

「自分の気持ちに触れられた。話を聴いていて気持ちに触れていることがわかった。参加してよかった」

「オブザーバーがビデオをオフにするのは、オブザーブしていて楽だし、セッションする側としても落ち着いていられる」

「オブザーバーがビデオをオフにするのは、セッションする側として集中できる。久しぶりにただ感じながら話す時間を持てた」

「始まる前、3時間もつかと思ったがやれた。ただ、オブザーブしている時ビデオをオフした状態で「共感的応答」を掴むには集中力がいるように思う」

「つながっていられる感じがインタラクティブ・フォーカシングのよいところ。参加してよかった。またやりたい」

「インタラクティブ・フォーカシングで聴き手がいると、自分一人では触れにくい、自分の痛いところに触れることができる。またやりたい」

参加者はどの方もインタラクティブ・フォーカシングに慣れた方で、実際に顔を合わせてセッションしたことがある人同士がほとんどだったので、おそらくスムーズに行くだろうと思っていました。そしてその通りでした。

ただ、Zoom越しならではのしにくさ、例えば、始めの相談で同意なのかどうかが分かりにくい、相手の使用している機器のカメラの位置と画面のズレが大きいと対面している感じを持ちにくいといったことを経験しました。
初対面同士がいる時には、顔を見られることが安心感につながるように思います。

普段の集まりにはお越しになれない遠方の方とご一緒できたのは、Zoomならではの嬉しいことでした。

6月も開くことを決めました。例会に行けない間は、開催を続けようかと思っています。

前田さんがご自身のインタラクティブ・フォーカシングのFacebookページ
Interactive Focusing Forest
に、この時のことを書いておられます。