トレーナーの堀尾です。インタラクティブ・フォーカシングについて書いてみます。

インタラクティブ・フォーカシングとは?

インタラクティブ・フォーカシングは、簡単に言うと、フォーカサーとリスナーが交替して話もしながら行う相互的なフォーカシング・セッションに、特徴的なやりとりである、二重の共感の時、相互作用的応答、関係の確かめを加えたものです。1980年代の終わりにジャネット・クラインが手順化しました。

当時ジャネットは、人とお互いに心から通じ合える関係が持てる方法を探し求め、インタラクティブ・フォーカシング・プロセスを見つけ出しました。そして手順化することで、フォーカシングと、人と人が深くほんもののつながりを持つことを結びつけようとしたのです。

インタラクティブ・フォーカシングと傾聴

インタラクティブ・フォーカシングを行うことで、相手の準拠枠(internal frame of reference:内的準拠枠)に沿って聴く、「内側から(理解する)」とはどういうことかを体験できると思います。話し手が感じていることか、話し手の話を聴いて自分が感じていることかを区別する練習にもなりますし、聴き手の思い入れや思い込みに気づく練習にもなります。

話し手になった時には、自己一致して話す練習になります。自分自身に受容的共感的態度を向け、なにが言いたいのか、どんな気持ちなのかを、メタ認知的に捉える訓練にもなります。 

インタラクティブ・フォーカシングを日常に活かす

ピア・カウンセリングや対人援助者、感情労働者同士が互いにサポートし合う方法として使えます。
情緒的な話題に限らず、インタラクティブ・フォーカシングを用いることで、運営や企画その他一般的な業務について、スムーズに素早く核心に触れる話し合いができます。

基本をしっかり、押さえるべきところをきちんと押さえて学び、枠組みに沿ってできるようになる必要があります。繰り返し練習することで身につきます。

<参考>
2018年4月28日〜30日(土〜月祝)愛知県犬山市で堀尾が担当するインタラクティブ・フォーカシングの宿泊ワークショップがあります(主催つながるいっぽ)。
つながるいっぽIF_WS犬山180428〜30案内チラシ
つながるいっぽIF_WS犬山180428〜30参加申込書