第1回「対人援助職のためのセルフケアワークショップ」参加者の声

2020年7月18日にオンラインで開催した第1回「特別企画:対人援助職のためのセルフケアワークショップ」にご参加いただいた方々の感想をご紹介します。
ワークショップ開催後のフィードバックで、掲載のご承諾を得ているものからの抜粋です。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

交感神経や、もしかしたら背側迷走神経も活性化している日々だったので、タイムリーで、ご縁にありがたさを感じました。
遠方から受講できることはありがたく、また、いろんな地域の方とリアルタイムにつながれたことのありがたさもありました。
難しい理論を、分かりやすい表現や喩えで伝えていただいたと思います。ガイドも心地よく、フォーカシングのトレーナーさんだなあ、と思いました。
(Nさん、公認心理師)
看護師や教師、介護職の友人たちにセルフケアの必要性を話すのですが「セルフケアを自分のためにやる」「自分を大切に考える」というところがわからないという人が多い事が気になっています。今日の話を聞いて、援助職こそセルフケアが大切だということの確信が持てました。
今、身内の介護をしていますが、介護でも自分の心身の不調が相手に影響を及ぼします。全ての人がセルフケアを考えるようになっていったらいいなと思います。
今後も同じようなワークショップがあったら友人を誘って参加したいです。
(Sさん、看護師)
なかなか意識して自分のための時間をこんなに長く取れなかったので、久しぶりにゆったりと自分の身体と向き合うことができ満足しています。疲れて筋肉が凝り固まっていたのが、随分ほぐれました。
「身体と神経をつなぐ」という視点でワークができて良かったです。
ストレスが身体と気持ちに与える影響についてとても分かりやすく解説していただき、今後、援助職や教員の方のストレスケアの場面で活用させていただきたいと思います。
(Kさん、臨床心理士)
常日頃働いてくれている身体をいかに無視しているかを改めて感じます。そして、身体に意識をむけることで、身体が緩み楽になるのを感じます。
対人援助の中でコロナの影響があるのは感じていましたが、それがどういうことなのか、ポリヴェーガル理論の視点からご説明いただき、とても分かり易かったです。
(Mさん、公認心理師)
答えのない中で選択、判断するといった、コロナ禍において私たちが置かれている状況を改めて認識することができました。対人援助職のセルフケアの重要性についても、ここまで丁寧に考えてきませんでした。
関心のあったポリヴェーガル理論についても大変勉強になりました。
午後のワークであれほど身体が緩むと思っていなかったので、驚きました。
(Hさん、精神保健福祉士)
終了後、一時間ほど爆睡でした。身体の変化を十分に自覚できるほどではないのですが、なんとなく違っているな!あれ!という感じです。
副交感神経を優位にすることは、自分にとって、とても必要なことだとは理解しつつも、それまでの自分の生き様なので簡単なことではなく、環境を大きく変える覚悟が必要だと思ったりしていました。そういう意味でセルフメンテナンスの方法が既に体系化されていたのは、とっても驚きでした。
続きのワークショップを期待します。
(Yさん、介護支援専門員)
セルフケアの観点に立つのは初めての体験でした。大変癒されました。
講座終了後から翌日にかけ対応に追われることがあったのですが、ワークでの体験が身体の中に残っていて、夜はよく眠る事ができました。
理論を説明していただけたのも、とても良かったです。
(Tさん、相談員)
久しぶりに、自分に意識を向けるワークショップに参加したせいか、最初は高速道路から一般道に降りた時のように、急にスローになって、身体に違和感があるような感覚がありました。自分がどれだけ普段ワサワサして気が急いているのか、そして、身体を感じていないかに気づき、改めてセルフケアの大切さを感じました。
(Rさん、ボディーワーカー)

*参考*
ご好評につき、11月29日に第二弾のワークショップを企画しています。
こちらのお知らせをご覧ください。

FN赤い実の枝