2019年4月20日フォーカシング・エントリーコース開催報告

4月20日、フォーカシングネットワークとしては、今年度初、そして平成最後のワークショップ、フォーカシング・エントリーコースを開催いたしました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

今回は、いつもより少ない人数のこじんまりとした雰囲気で、午前中は、フォーカシングの紹介、身体を感じグラウンディングする実習、フェルトセンスを感じる実習、午後はフォーカシングのデモンストレーションと、お一人お一人のフォーカシング体験という、いつもよりも柔軟に、内容増量マシマシな1日となりました。

今回のエントリーコース、どんな感じだったかなぁ、と内側に問いかけると、『多様性』という言葉が浮かんできました。
参加者のみなさま浮かんでのバックグラウンドや興味も多様なら、講師の堀尾トレーナーと阿部もキャラや得意分野が異なり、それぞれが自分でありながら他者ともつながる、まさに多様性が交差する1日だったように感じています。

もうひとつ出てきた言葉は、『スペース』。
余裕のあるタイムスケジュールのおかげで、その場で予定してない内容をいれたり、質問タイムから話題がひろがったり。その場のやりとり、関係性の中でコースが進み、深まっていくのを感じました。

内側の多様なフェルトセンスをそれぞれ大切にする、スペースから新しい気づきが生まれる・・・
個人のフォーカシングセッションと今回のエントリーコースは、まさに相似形の構造。
もしかしたら、異なる二つのレイヤーで、フォーカシング体験をしていただけたのかも???

参加者のみなさまの日常で、あるいはワークショップで、フォーカシングがみなさまに寄り添ってくれること、そしてどこかでまたフォーカシングセッションをご一緒出来ることを願っています。

(文責あべ)

ケーキの写真

開催会場近くの評判のパティスリーのケーキ

参加者の方からいただいたフィードバックをご紹介します
  • 普段の生活の中では頭の中だけで考える事が中心で、それを言葉にしたり表に出す事が少ない事を再認識した。言葉にしてみたり伝え返しをしてもらう事で、よりクリアな姿や形になっていく事を実感するとてもよい機会になった。(公務員、Oさん)
  • 自分の感情に気づきづらいと感じていたが、丁寧に焦らず問いかけたり見つめていたりすれば、自分でも気持ちや感覚に気づくことができるという実感を得られた。(会社員、Tさん)
  • 初めての事、知らなかった事をたくさん、初めて会った人達と一緒にやってみて、不思議な事だらけだったけど、とても楽しくなってわくわくとして、フォーカシングをやりたいと思いました。(役者、Yさん)
  • とても楽しかったです。良い体験になりました。(臨床心理士、Kさん)
  • 丁寧に質問などにこたえていただき、とてもありがたかったです。(臨床心理士、Fさん)
  • (資料について)わかりやすく、また、必要なことが盛り込まれていてとてもありがたいです。こんな価格で高い体験価値を提供いただき、ありがとうございます。(コーチ、Kさん)
  • 体験が深まりフェルトセンスに触れることとはどういうことか、少し分かった気がしました。今後の実践に役立てていきたいと思います。(心理士、Tさん)

ご参加いただき、また、ウェブサイトへの掲載をご承諾いただき、ありがとうございました。
またの機会にどこかでお会いできましたら嬉しいです。