フォーカシングが何にでも使えるのはなぜか〜ジェンドリンの動画紹介

フォーカシングをよくご存知の方なら、どこででもどんなことにでもフォーカシングを使えることを知っています。
言い換えると、どんな状況にもフォーカシングすることができます。

フォーカシングは、

気持ちの整理に使えるし、
自己理解に使えるし、
自分を癒すために使えるし、
自分を変えるために使えるし、
行き詰まりの解消に使えるし、
何かを選択することに使えるし、
依存への対処に使えるし、
社会を変えることに使えるし、
カウンセリングやセラピーに使えるし、
ボディワークに使えるし、
子どもとの関わりに使えるし、
信仰や霊性、スピリチュアリティに使えるし、
夢や占いに使えるし、
医療に使えるし、
スポーツに使えるし、
創造的活動に使えるし、
研究活動にも科学や実験にも使えるし、
マーケティングやビジネスに使えるし、
コーチングや組織開発に使えるし、、、(続く

(もっと知りたい方は、国際フォーカシング研究所発行のThe Folioの目次がご参考になると思います。まとまって多領域が掲載されているのはVolume 26, 27, 28あたりでしょうか。日本フォーカシング協会の国際交流ページで目次の日本語訳が紹介されています)

ではなぜフォーカシングはどんな状況でも使えるのでしょうか。

でも、それはなぜなんでしょう?
それって、ほんと?

何にでも効くものは誰も信じないよね?ってジェンドリンは言います。
だから、どんなところでもうまく働くと言ってフォーカシングを宣伝するのは難しいって。

さて、ほんとうのところ、どうなんでしょう。

この度、なぜこれほど様々なところでフォーカシングがうまく働くのか、ということに関してジェンドリンが話しているビデオクリップに日本語字幕が付きました。
ビデオを制作しているのは、カナダ在住のナダ・ルー(Nada Lou)さんという国際フォーカシング研究所のコーディネーターです。
そして、その日本語字幕の作成は久羽トレーナーです。

Why Focusing Works? なぜフォーカシングはうまく働くのか

Why focusing works? なぜフォーカシングはうまく働くのか(YouTube動画)

ビデオクリップは、YouTubeに掲載されており長さは11分48秒です。
途中、4分27秒から8分06秒までナダさんの解説が入っています。

ジェンドリンの理論や哲学の中心的概念(ものの見方、考え方)に「はじめに相互作用ありき」(interaction first)というのがあるのですが、このビデオクリップでジェンドリンは、これを簡潔に説明しています。また、「からだ」をどのように捉えているか、言い換えると、私たちの「からだ」はどのようなものか、どのように働いているか、についても説明しています。

どうぞ是非ご覧ください。

動画を制作したナダさんとDVDについての情報は、以下のページにまとめてあります。

ジェンドリンがフォーカシングを紹介している動画

下記も、合わせてどうぞ。

ジェンドリンが日本の心理臨床家に向けフォーカシングについて語る動画

(堀尾)