✦2023年6月フォーカシング・ベーシック1コース開催報告

6月3日・4日(土・日)、対面でのフォーカシング・ベーシック1コースを開催しました。
台風が近づき、梅雨前線の活発化という荒れ模様でスタートしましたが、3日の午後からは日差しが戻り、さわやかな風が吹きました。

ベーシック1では、フォーカサーが自分でフォーカシングをすすめることができるようになることを目指します。
そのために、「立ち止まる」「表現がぴったりか確かめる」「認める」という3つのことを、実際のセッションをつうじて、体験的に学びました。

板書「たちどまる・表現がぴったりか確かめる・やさしくわかってやる」の写真

さらに、リスナーとして、伝え返ししつつ聴くことも学びました。
このとき、「その場にいて、心を開いて、見守っている」と声に出したり、心のなかでつぶやいたり、自分をととのえるところからスタートしました。

セッションは短いながらも、集中のもたらす静かな時間・空間のなかで行われました。
セッションのために準備された部屋には和室もありましたので、畳の匂いに包まれ、座布団にすわり、坪庭を眺めながらのセッションは格別なものでした。

そして、セッションだけではなく、ワークショップ全体がフォーカシング的に運営されました。

自己紹介やセッションの順番決めでは「今、自分の感じはどうかな」「自分はどうしたいかな」とやさしく問いかけて、答えを待ちます。
また、コロナは5類となりましたが、マスクをつけて2日間を過ごしました。
それでも、一日の始まりには、マスクを外して、互いの目を見る時間をとりました。

いずれも、互いの安心・安全のための工夫です。

コースの最後には、講師も含めて全員が2日間を振り返り、そのハンドル(学び全体を思い出すために役立つ「見出し」ようなフレーズやイメージなど)をつけました。
その後、講師も含め全員でハンドルを順番にシェアしていくことを、3人の講師が数名ずつゆっくり伝え返ししながら行いました。

それは花束ができあがっていく様子を目の当たりにするような感じでした。
1つ1つの言葉は「終わり」につける印であり、次に向かう「始まり」でもあると思いました。

あらためて、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
学びの場で、また、お目にかかれることを願っております。
(文責 丹野)

ペチュニアの寄せ植えの写真