✦2026年3月フォーカシング・リスナーガイド習熟コース開催報告
桜の開花が待ち遠しい、2026年3月14日・15日(土・日)、フォーカシング・リスナーガイド習熟コースを開催しました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
本コースに初めてご参加された方や再受講の方もいらっしゃれば、遠方からのご参加の方や開催会場になじみのある方などなど、多様なバックグラウンドのみなさまとご一緒に学びを深められたこと、光栄です。
リスナーガイド習熟コースは、これまでとは異なり、自分でフォーカシングを進めていくステップから、リスナーガイドの練習へと、主軸が移ります。
2日間のコースの中で、リスナーガイドは、セッションに同席しているコーチから、リアルタイムでフィードバックを受けるコーチ法を複数回、体験します。
フォーカシングセッションの途中でコーチに入られるのは、リスナーガイドにとって、最初はちょっと、いえ、かなり緊張したり、戸惑ったり、感情が動く練習方法かもしれません。
また、フォーカサーにとっても、よりしっかり自分にとどまり、FAT(フォーカサー・アズ・ティーチャー)することが要求されます。
- 「コーチ法」|用語解説|ワークショップのご案内|フォーカシング・ネットワーク
- Klein, J. (1995). ‘The Coached Model’, Klein, J. “Empathic Felt Sense Listening and Focusing: A Workbook for Learning and Teaching.” (pp.31-33.) IL: Focusing Institute of Chicago.
1日目の午前中、参加者のみなさんの神妙なお顔、緊張した雰囲気が、午後のコーチ法のプログラムを経て、2日目の朝には一掃。学びの深まりとともに、やわらかな笑顔と、つながりを感じる雰囲気に満ちた2日間となりました。
はじめての方にとっては負荷のある練習法だったかもしれませんが、参加者同士で作り上げた安全安心な雰囲気、関係性があってこその2日間だったと振り返り、改めて感謝申し上げます。
安心安全といえば、1つ、心に残っている光景があります。
久羽トレーナーがリスナーガイドを担当したデモセッションの時に、地震で建物が揺れました。久羽トレーナーは周りを見渡したのち、「揺れましたね」と、デモに出てくださっているフォーカサーに視線を合わせて、声をかけました。
そして、揺れが収まったのを確認し、少し俯いて(自分の感覚を確かめたように私には見えて)から、フォーカサーに優しいまなざしをむけ、「戻っても大丈夫ですか」と確認。その後、セッションが再開されました。
場と、ご自身と、フォーカサーの安心安全、つながりを途絶させないこの一連の在りようは、リスナーガイドの基礎基本、しっかりと今ここにいることの美しい見本のようでした。
(講師陣の、手前味噌になっちゃってスミマセン!!)
桜は、積算温度が600度以上になると開花すると言われています。
リスナーガイド上達の秘訣も、体験を重ねること。
この2日間のコースが、リスナーガイドとしての在りよう、そして、ガイディングの花開く機会になっていたらうれしいです。
みなさまがリスナーガイドとして、そして、もちろんフォーカサーとして、美しい花を咲かせていらっしゃること、またご一緒できることを、心より願っています。
(文責 あべ)

