✦2026年1月フォーカシング指向傾聴ワークショップ開催報告
2026年1月25日(日)、2回目の「フォーカシング指向傾聴ワークショップ」を開催しました。
東京都や神奈川県のみならず、新潟県や静岡県からも5名の方がご参加くださいました。
お陰様で無事最少催行人数を超え、講師3人体制での手厚い学びの場を提供することが叶いました。
ご参加いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
このワークショップは、ある意味とても「地味」な内容です。
日頃の実践に何か特別な外付けの技法をプラスするものではないからです。
しかしながら、それは実践を下支えし底上げするものです。
傾聴を、単なるスキルではなく体験的な深まりとして我々の身に根ざしていくための、「考え方」や「あり方」、そして「コツ」を、沢山のワークや実習を通して丁寧に紐解きました。
- 聴き手としてしっかり落ち着いて話し手と共に在ること
- 話し手の言葉の「奥」にあるフィーリング(フェルトセンス)に目を向けること
- フィーリングを指し示し、あるいは共に触れる応答
- 話し手の語りの中から「次の一歩」の芽が生起するのを待つこと
など
こうしたあり方と行為を体現して振る舞えるようになるには、頭と心と身体での「熟成」のプロセスが欠かせません。
実際、再受講されたお二人からは、「ワークの意図や実習のポイントを前回より細かく感じ続けながら体験できた」「2度聴いたり体験することで気づいたことが沢山あった」とフィードバックを頂戴しました。
神経科学の研究では、新しく生まれた脳細胞が既存のネットワークに組み込まれ、安定して機能するまでに約1ヶ月(28〜30日)かかるとされています。
このことから、新しい習慣を脳に定着させ、回路を安定させるには、まず1ヶ月の継続が大きな目安だと言われています。
ご参加の皆さん、
どうぞ、ワークショップでの学びと体験を日々の生活の中で大切に覚えていてください。
初めのうちは難しく感じるかもしれませんが、脳は今、新しい回路を作っている最中です。
1ヶ月後には、きっと今よりも自然に、話し手の邪魔をせず効果的に聴き応答しているご自身に気づかれることでしょう。
皆さんのこれからの実践を、心より応援しています。
(文責:堀尾)

